開催報告 講師をお招きしてERカンファレンスを行いました

清恵会病院では毎月第2月曜日にERカンファレンスを開いています。
ERカンファレンスとは、当院の救急医療の水準を向上させるため、医師と看護師、放射線技師、検査技師、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士など救急医療に関わる全ての職種が参加して行っている勉強会です。

2017年11月13日(月)の清恵会病院ERカンファレンスは趣向を変え、当院脳卒中センターで脳血管内治療を担当している木村医長のセッティングで、神戸市立医療センター中央市民病院 脳神経外科 医長の今村博敏先生をお招きし、「エビデンス時代の血栓回収療法 ~最良の結果を得るために~」と題し、脳梗塞の超急性期脳血管内治療についてご講演いただきました。
今回は貴重な機会のため、日頃、脳卒中を発症したと疑われる患者様をご紹介頂いている近隣病院にも呼びかけ、多くの関係職の方がご参加くださいました。

脳梗塞は脳の血管が詰まって脳が壊れてしまい、麻痺や言語障害、意識障害を発症し後遺症となる病気です。近年、脳の主幹動脈(太い血管)が詰まった脳梗塞の患者さんに対する超急性期(症状が現れてから概ね8時間以内)脳血管内治療により、症状を改善させることが分かり注目されています。しかし、症状の改善を得るためには発症から再開通までの時間を出来るだけ早くしなければなりません。予後の良い結果を得るためには4時間以内が目安と言われています。
今村先生は、アメリカの研修病院で再開通前の時間を短縮するための先進的な取り組みや、自院での取り組みを、症例や治療成績も交えながら詳しくお話しくださいました。
質疑応答では、当院の脳神経外科医師や放射線技師、救急医療センターの看護師が質問し、実際的で大変勉強になるカンファレンスとなりました。
〔清恵会病院 地域連携室、清恵会広報担当〕

ご講演中の今村博敏先生 参加者には堺市外から足を運んでくださった方もおられました。当院からは他の診療科の医師や医療ソーシャルワーカーなども参加。写真には写っていませんが立ち見もでました。
神戸市立医療センター中央市民病院
脳神経外科 医長 今村博敏先生
会場の様子
今回のカンファレンスをセッティングした、当院 脳卒中センターの木村医師
清恵会病院 脳卒中センター、
脳神経外科 医長 木村僚太医師