Message メッセージ
「いつでも、どこでも、どなたでも。」
この信念を今後の50年も引き継いで。
50周年を
新たな⾶躍の契機に
堺市⻑ 永藤 英機 様
このたび、清恵会病院が創立50周年の大きな節目を迎えられましたことを心からお慶び申し上げます。
貴院は、昭和45年7月に開設されて以来、地域の急性期医療を支えるとともに、患者の多様なニーズに応える総合的な医療を提供する病院として、救急の受け入れをはじめ、市民の安全と安心な生活の根幹を支えていただいています。
平成27年10月に現在の堺区南安井町へ移転され、開設後には、脳卒中専門集中治療室(SCU)を新設し、専門的な診療体制の構築にも積極的に取り組まれるなど地域医療の更なる発展向上に寄与されています。また、病児保育室を併設するなど子育てを応援されるほか、臨床研修病院として、将来の医療を担う医師の育成にも貢献されておられます。
このような貴院の地域医療に対する情熱と弛まぬご努力に対しまして深く敬意を表する次第です。
急激な人口減少・高齢化の進行や、がんや循環器疾患の増加など疾病構造の変化が進む中、健康寿命の延伸をめざし生活習慣病予防など様々な施策の推進が重要です。
本市では、市民の皆様が生涯にわたり住みなれた地域で生きがいを持って暮らせるよう積極的な取り組みを進めています。
今後も健康で長生きできる体制の強化を図るため、令和元年度で終了予定であった5大がん検診の無償化について、胃がんリスク検査と前立腺がん検査の対象者の拡充と無償化を加えて実施、また、増加する様々な相談に対応できるよう地域包括支援センターの体制強化を実施するなど進めてまいりたいと考えています。
皆様には、引き続き質の高い地域医療の提供を通じまして、市民の皆様が将来にわたって安心して暮らし続けられるよう、より一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
結びにあたり、社会医療法人清恵会 清恵会病院がこのたびの創立50周年を新たな契機とされ、更なる飛躍と発展を遂げられますこと並びに皆様の益々のご健勝とご活躍を祈念申し上げまして、お祝いの言葉とさせていただきます。
各⾃治会からの寄稿祝辞
“祝”清恵会病院
本院50周年を迎えて
三宝校区自治連合町会
この度、社会医療法人清恵会が創立50周年を迎えられたことを心よりお祝い申し上げます。
病院の沿革をたどってみますと、昭和45年7月に清恵会病院を開設して50年、半世紀という長い間、より良い医療を目指して現在の清恵会病院で活動され、理事長・院長をはじめとし、全ての清恵会グループ医療従事者・関係者の皆様におかれましては、堺市民の皆様の生命(いのち)と健康を守る医療機関として、日夜不断の努力をされている事と存じます。心より感謝申し上げます。
また産婦人科や、夜間透析施設、脳卒中集中治療室の設置等により、堺市の更なる医療充実・拡充、専門的な診療体制の構築に貢献されております。急速に進む高齢化社会において、医療を取り巻く環境が大きく変化する中、今後も堺市が「安心安全で心豊かな町・堺」と呼ばれる為に、地域医療の模範・中核拠点となる病院を築きあげられますようお願い申し上げます。
結びにあたり、社会医療法人清恵会 清恵会病院の益々のご発展と関係各位のご健勝、ご多幸を祈念してお祝いの言葉とさせて頂きます。
市民が健康でいきいきと
暮らせる環境づくりを
錦西校区自治連合協議会
この度は、創立50周年を迎えられ、心からお祝いとお喜びを申し上げます。
貴院におかれましては、昭和45年の設立以来、人々の健康を願い医療充実・住民の健康増進に取り組んでこられました。また、患者さんが健康で明るくいきいきと暮らせる環境づくりを目指し、日々ご尽力頂いております。さらに、地域連携にも積極的に取り組まれ、錦西校区(自治連合協議会・福祉委員会主催)のスポーツ・防災訓練等の行事にて熱中症患者に対し大変迅速な処置をして頂きました。住民一同心より感謝申し上げます。
また私事ながら平成30年12月18日に貴院の人間ドックを受診した際「悪性リンパ腫」が見つかり、「血液のガン」と判明してから5ヵ月程闘病を余儀なくされましたが、今では元気に活動出来るまでに回復しました。これも貴院による早期発見のおかげと喜んでおります。
これからも地域住民の命と健康を支える施設として、地域医療の益々の拡大を進められますようお願い申し上げます。
最後に貴院の益々のご発展とご活躍をお祈り申し上げ、お祝いの言葉とさせて頂きます。
祝 創立50周年 市校区自治連合協議会
創立50周年おめでとうございます。
1970年に救急医療分野のパイオニアとして開院以来、50年を迎えられますことを心からお慶び申し上げます。そして日頃より、地域医療にお力添えを賜り誠にありがとうございます。
清恵会病院、清恵会三宝病院リハビリテーション病棟、人工透析センター等の清恵会グループの医療施設へは、我が校区からも多くの方が利用されており、安心で心強いかぎりです。我が家も私の祖母の緊急入院、子どもがまだ乳児の頃には高熱による入院、父のリハビリ入院など、孫まで含め5世代にわたりお世話になっています。
また校区自治会の防災訓練もご一緒に企画頂き、「災害時における救急対応」をテーマに身近にあるものでの応急手当の実演などをお願いしております。更に自治会館で行なう「出張市民公開講座」も好評で、次回テーマへの希望が出る程です。健康寿命が大切な現在、貴院地域連携室の方々と私たち地域住民が連携できることを、非常にありがたく思います。
末筆ながら、貴院の益々のご発展を願いつつ、お祝いの言葉とさせて頂きます。
地域医療の重要な
一翼を担う病院として
榎校区自治連合会
創立50周年誠におめでとうございます。
社会医療法人清恵会様におかれましては、1970年堺市向陵中町に救急病院として開設されて以来、長年にわたり堺市民に質の高い医療サービスを提供してこられました。
創設者様や理事長様、院長様をはじめとする全ての関係者の皆様に敬意と感謝を申し上げます。
また、創設の地・向陵中町は榎小学校の校区であり、自治連合会の活動(地域行事における医療・健康ブースの開設や、救護班など)に様々なご支援を頂いており、改めて御礼申し上げます。
私も幼い頃、夜中に清恵会病院の夜間救急にお世話になったことがあります。交通事故で足を骨折し、他院でギプス固定していた所夜中に突然痛み出したのです。結局特に異常はなかったのですが、「地域に救急病院があること」が子ども心に大変心強かったことを思い出します。
平成27年には本院が移転され、また、清恵会グループとして救急・急性期医療から在宅医療までトータルな医療体制を提供されるなど、堺市の医療体制の重要な一翼を担われています。
末筆ながら、社会医療法人清恵会様の益々のご発展をご祈念申し上げます。
地域医療の場を「つなぐ」為に
-50周年を記念して-
安井校区自治連合会
創立50周年誠におめでとうございます。
平成27年に当地域に移転され、それまでの堺市民病院の移転に際し、それこそ地域医療の場を「つなぐ」という大切な役割を果たされたと感謝しております。以来、地域住民のために多大なる貢献をしてこられたことに心から感謝致します。
医療の現場でもめざましい進歩で医薬、医療機器の開発が進んでいます。平均寿命が年々上昇するのも、こういった医学全体の進歩に裏付けされたものと考えられます。しかしながら今の世の中では、それ以上に医師、看護師の皆様の医療水準の益々の向上こそが患者側のニーズではないでしょうか。超高齢社会を迎えた近年、人間関係が患者に与える影響は大きいと考えられます。
これからも貴院の多彩な機能を存分に発揮頂き、未来につなぐ最新医療機関として取り組まれますことを期待しております。また、当地域のイベント等に際して、いつも快くご参加、ご協力頂いておりますことを厚くお礼申し上げます。
心のつながりを基礎とした
地域医療支援を -50周年に寄せて-
少林寺校区自治連合会
この度は50周年の創立記念日を迎えられたとのこと、誠におめでとうございます。
本記念事業にあたり、貴院が「つなぐ」という言葉をコンセプトに掲げて事業を進めていかれるというご方針だと知り、私自身が22年前に陵西中学校で50周年運営委員長をしたことを思い出しました。確かその時のコンセプトは「変わろう陵西、変えよう陵西」だったと思います。実行にあたり、保護者間の心のつながりを深め、地域一丸となってより良くすることを心掛けました。これは自治会活動を推進する上で、今でも私の安全安心の町作りの方針になっています。
また少林寺フェスティバルにおける援助・参画・出展や、桐栄荘における医療講習会の開催等においてもご協力を頂き、誠にありがとうございます。私事ながら、糖尿病の講習会に参加した際、食事時の30回咀嚼の話を聞き、実行すると歯槽膿漏が改善しました。とても感謝しております。
今後とも、少林寺校区へのご支援をよろしくお願い致します。
最後になりましたが、貴院のこれまでのご功績に敬意を表すと共に、今後益々のご発展をお祈り致します。
永年勤続者からの祝辞
創設者の思いを、
未来へ繋げるために
清恵会病院 看護部 部長
私は清恵会医療専門学院で看護を学び、卒業後はそのまま入職しはや30年。結婚や出産を経ても働き続けることができたのはその当時から職場環境が整えられていたこと、先輩や同僚に恵まれていたこと、そして地域の皆様に支えて頂いていたからだと感謝しております。
30年間の中で印象深い出来事として病院機能評価受審や清恵会病院の移転があります。準備から完了に至る迄の作業は大変でしたが、職種の垣根を越えて職員が一丸となって成し遂げた達成感は格別なものがありました。
清恵会病院は急性期医療を担う地域の基幹病院としてその役割を担い、今年で創立50周年を迎えます。50年という歳月は多くの先輩方の実績により積み重ね築きあげられた歴史であり、私たちはそれを未来に繋げていくという使命があります。
昭和・平成・令和へと時を経ても、「24時間、365日安心の医療を」という創設者の思いを受け継ぎ、地域の皆様から信頼され必要とされる医療・看護を提供し続けたいと願い日々努力を重ねてまいります。今後とも皆様のさらなるご指導を宜しくお願い申し上げます。
50周年という
歴史の深さと重み
清恵会病院 6A病棟 副主任
創立50周年おめでとうございます。このたび寄稿の依頼を頂き、50周年という歴史の深さと重みを感じるとともに、皆様とともにこの慶びを祝えることに感謝いたします。
私が清恵会病院に就職し約30年、看護補助者から学生時代を経て現在看護師として勤務しています。今日の私があるのも、患者様やご家族、医師や看護部他皆様からの御指導があればこそです。現在、微力ながら看護職員・学生に指導をする側の立場となり、日々その難しさを痛感しています。
私が所属する整形外科病棟は、小児から高齢の患者様まで幅広い年齢層の方が入院され、また骨折や事故、関節疾患など多岐にわたります。患者様・ご家族の不安を少しでも解消し、リハビリに取り組むことができるよう支援させて頂いています。また、できるだけその方のニーズに沿った看護を心掛け、患者様が回復されていく姿や笑顔をみると私達看護師も励みになります。
今後も清恵会病院の一員として、法人の理念のもと患者様やそのご家族に安心、信頼して頂ける質の高い看護の提供を目指し日々研鑽していく所存です。
創立50周年を迎えた
清恵会グループへの想い
清恵会 訪問看護ステーション 主任
私は、看護学生時代から現在の訪問看護ステーション勤務まで清恵会で過ごし、本当にたくさんのことを教えて頂きました。その中で教わった看護部理念の一文に、「常に患者様の立場に立った看護を追求する」という言葉があります。新人看護師時代はその言葉が意味することを理解する心の余裕もなく、日々の業務で精一杯でした。しかし、たくさんの患者様、ご家族と出会い、経験を積み重ねる内に、その言葉の意味・重みを実感する様になりました。そして自分が学び得た事を、実習生や後輩看護師に伝えるように心がけてきました。この理念から、看護師としての基本的な姿勢や、あるべき姿というものを学んだように思います。
昨年夏より異動となり、新たな気持ちで訪問看護師として奮闘しています。病院でも在宅でも、理念に添った看護を提供することには変わりありません。住み慣れた自宅で在宅療養される利用者様、ご家族の支えとなれるよう、ステーションスタッフと共に日々努力して参りたいと思っています。今後共、ご指導の程よろしくお願い申し上げます。
清恵会と共に歩んだ20年 清恵会病院 理学療法科 主任
私が清恵会で勤務を開始し今年で丸20年となります。学生時代を含めれば、人生の半分以上を清恵会と共に歩んだことになります。清恵会病院第2分院(清恵会三宝病院の前身)入職時のリハビリテーション科の人員はわずか10名であり、また同年開始された介護保険制度や回復期リハビリテーション病棟の創設など医療制度・環境変化の中、少しでも先輩方のお役に立ちたい思いで業務をこなしていたことを思い出します。その後、三宝病院開設や清恵会病院移転などを経てリハビリテーション科の組織も拡大、現在は87名になり、新たな課題に奮闘しつつ日々勤務しております。
今後は、団塊の世代が75歳以上となる2025年問題に向け、地域包括ケアシステムの構築が重要とされています。その目的は、住み慣れた地域で安心して自分らしい在宅生活をおくることであり、それに伴いリハビリテーションの役割が今後より一層重要なものになるでしょう。清恵会の一員としてその役割の一端を担いつつ、単に自宅退院を目指すのではなく、その先の生活を考えたリハビリテーションの提供を心がけたいと思います。
地域の皆様に
愛され続ける病院を目指して
清恵会三宝病院 事務部 医事課 副主任
創立50周年、誠におめでとうございます。この節目の年に私自身、入職10年目を迎えました。
医療現場が未経験の私に対し、ひとつひとつ懇切丁寧に仕事を教えて下さった諸先輩方のご指導・ご支援の下、今日まで続けることが出来ました。心から感謝しております。
また、はじめての受付業務の際右も左も分からず不安でいっぱいな所、患者様から「新人さんやな、がんばりや。」と温かいお声をかけて頂き、とても嬉しかったことを今も思い出します。
現在勤務しております三宝病院では、私が入職当時から通院されている患者様が多く、いつも親しみを持って接して下さいます。これも清恵会がグループ一丸となって長年地域の方々の大切な命・健康を守り、休むことなく医療を提供し続けてきた結果、信頼と愛着を持って頂けているのだと感じています。
今後とも地域の皆様に愛される病院であるよう、日々感謝の気持ちを忘れずに、先輩方が積み重ねてこられた50年間の信頼を受け継ぎ、後々に繋いでいけるよう微力ながら精励して参りたいと存じます。
創立50周年を記念して 清恵会病院 医療福祉相談室
清恵会創立50周年、誠におめでとうございます。私が入職して10年が経過しますが、思えば新人時代の厳しい環境を乗り越え現在働けているのは、ひとえに諸先輩方・同期・患者様ほか皆様のご指導・ご支援のおかげであり、改めて感謝しております。
私は入職後今まで3度育児休暇を取得しています。女性が多い職場ですから当然かもしれませんが、清恵会病院には育休を取得しやすい風土があり、私以外にも取得後現場復帰している方が看護師・事務職の方含め大勢います。アットホームでわからないことは教えあい、話しやすい環境であることや、通常の休みも取得しやすく、ワークライフバランスの取れた働き方ができることも、現場復帰するスタッフが多い理由の一つではないかと思います。
現在は、清恵会病院医療福祉相談室に勤務しています。患者様の抱えておられる悩みや病気と日々向き合うことは大変ですが、「患者様の心に寄り添う医療」を心掛けつつ、これからも清恵会グループの一員として患者様とそのご家族のサポートをしていきたいと思います。