教育体制

教育目標

 教育委員が中心となって看護職員の教育プログラムを作成、運営を行っています。卒後教育は経年別に 5 年間教育とし、段階に応じてきめ細かいプログラムを準備しています。
 新人教育は技術教育には経験豊富な院内指導者やコメデイカルの講師により専門的な教育をします。日々の実践はプリセプターがよい先輩となっています。

 また、実施した教育に対しては必ず評価を行い改善策を次年度の計画に取り入れています。他に、医療セミナーや認定看護師による全体教育なども企画しています。院外教育は看護協会主催研修や各施設の機能に合わせ必要な研修に積極的に参加をしています。認定看護師取得への支援もしています。

プリセプター制度

 プリセプター制度とは、先輩看護師(プリセプター)が新人看護師(プリセプティー)の指導担当として、現場で一緒に仕事をしながら成長を見守っていく教育制度です。清恵会では、看護技術の集合研修と並行して、現場でのプリセプターによる指導を行い、一日も早く一人前の看護師になれるよう、教育を行っています。

プリセプティー(新人看護師)の声

 はじめは何をするのにも自信がなく不安と緊張でいっぱいでしたが、プリセプターの先輩は、いつもやさしく、丁寧に指導してくださいます。失敗した時にはなぜ失敗したのか、次からどうしたら良いのか一緒に考え、アドバイスしてくれる心強い存在です。ひとつひとつの技術ができるようになる度に、自分のことのように喜び励ましてくれます。

プリセプター(先輩看護師)の声

 プリセプターという役割にはじめは戸惑いましたが、ベテランの先輩方から「新人はみんなで育てるものだから、プリセプターは良き相談相手になってあげて」とアドバイスをいただきました。それからは、「指導しなければ」という考えから「教えるとともに、それを通じて自分自身の知識や技を振り返る機会にしよう。一緒に考え悩み、新たな学びにしていこう」という思いで向き合っています。
 プリセプターをすることで、教えること・伝えることの難しさを改めて実感し、また結果がでた時の喜びも感じる日々です。

新人看護職員教育担当者の声

 新人看護職員の指導はプリセプターに任せきりにならないよう、スタッフ全員に働きかけています。指導が先輩からの一方通行にならないよう新人の想いや意見に耳を傾け、対話を大切にした指導を心がけています。
 また、指導者が中心となって定期的にミーティングを行い、教育内容や評価についても検討しています。教育担当者はとても責任の重い役割ですが、成長していく新人の姿に嬉しさとやりがいを感じています。今後も部署全体で新人の育成に関わり、教育の充実に取り組んでいきたいと考えています。

カムバック研修

 ブランクのある方を対象にした研修を行っています。徐々に仕事に慣れていただき、職場への復帰を応援します。

計画表

1日目 2日目 3日目
オリエンテーション 老人看護について 見学実習
感染防止について 与薬の演習 意見交換会
看護倫理について 看護計画と記録 ※上記期間中の
  火・水・木・金曜日内の
  3日間(9:00~15:30)
看護記録について(演習) バイタルサインと記録(演習)
バイタルサインと記録(演習)
意見交換会 意見交換会

カムバック研修者の声

Aさん(ブランク10年)

体験できるプログラムが多く、わかりやすかったです。 スタッフの皆さんがやさしく親切な方ばかりで、安心して研修を受けることができました。

Iさん(ブランク12年)

私は12年のブランクがあったので、復職を考えた際に自分の看護技術への不安を持っていました。 研修では、看護記録や医療機器の使用、エンゼルメイクなど一つひとつの業務や記述の指導を受けることができました。病棟での処置のサポートで、現場の雰囲気にも慣れることができたのも大きいですね。また、周囲の方々も親切で、普段から質問しやすい環境なので、安心して復職できました。入職の手続き後、すぐに院内保育所へ子供を預けることができたのも助かりました。

教育年間計画

卒後1年 卒後2年 卒後3年 卒後4,5年 指導者
看護師としての自覚と責任を持ち、基本的な看護援助を安全に行える チームメンバーの役割と責任を果たす。 個別に応じた看護アプローチを考えることができる。 自己の看護観が明確にできる。 指導者の役割を自覚し学生に対して効果的な指導ができる。
新人研修
看護技術研修
急変時の看護
災害時の対応
メンバーシップ
ME機器の取り扱い
看護記録
エンジェルケア
フィジカルアセスメント
1年の振り返りまとめ
自己防止
院内留学
看護倫理
チームメンバー
感染防止
社会資源活用
訪問看護研修
事例検討(GW)5回
事例検討まとめ発表

看護理論(GW)7回
訪問看護研修
看護理論まとめ発表

指導者研修
指導者会議
学院合同指導者会議
・医療安全研修
・感染防止研修
・接遇研修
・BLS・ACLS研修(インストラクター養成)
・看護研究研修
・法人企画研修
・プリセプター研修
・院内外看護研究発表
・病棟企画研修会
・院外研修  ・看護協会主催研修会  ・実習指導者研修会  ・認定看護師研修

キャリアアップ支援

資格取得の支援

 清恵会看護部では、看護の質のさらなる向上を目指して、日本看護協会の認定資格である「認定看護師」や、各種の医療組織が定める専門的な資格を目指す職員を積極的に支援しています。資格取得に関わる研修受講費用を助成し、各専門教育機関での学習中も給与を支給するなど、職員が意欲を持って働き続けられる環境づくりに努めています。

院外研修参加への支援

 清恵会看護部では、院外の各研修会への参加を積極的に支援しています。大阪府看護協会が主催する研修会や学会等へ、年間100名以上の職員が参加しており自身のキャリアや学びたいテーマに応じて専門的な知識と技術を追求しています。