清恵会向陵クリニック
看護師長メッセージ
向陵クリニックは昭和50年に人工腎センターとして開院し、現在は外来透析30床の血液浄化療法をおこなっている施設です。
柔軟な姿勢と思考を持ち、患者さん優先で日々研鑽に努めています。
近年では電子端末を導入し、透析監視装置と体重計を連動させることで患者さんの情報と経過記録をデータ化し管理・分析を行うことで、より正確に患者さんひとりひとりに合わせた血液浄化療法を行う事が可能になりました。
向陵クリニックでは、明るく穏やかな空気の流れる空間で患者さんに寄り添い、安心・安全な透析医療を提供できるように医師、看護師、臨床工学技士、看護補助者、事務職員の施設内全職種が連携を取り、チームワークの中でお互いの役割を活かした業務を行っています。
ひとりひとりの患者さんに対して適切な治療を行い「向陵クリニックで透析して良かった」と思っていただけるよう、患者さんとそのご家族から信頼される看護を目標に掲げ、スタッフ一同頑張っています。
看護について
外来透析専門のクリニック。経験豊富なスタッフが常駐し、全職員が患者さんと対等の立場で連携しながら透析ライフを支えている。
仕事の後に通院できる夜間透析、通院負担に配慮した自宅までの送迎サービス(昼間透析のみ)も実施している。
基本方針
- 患者様のニーズに適した看護サービスを提供する
- 看護の基本を守り、患者様の安全・安楽を図る
- 教育環境を整え、個々の能力開発を図る
透析患者さんは週に3回通院され長期間治療を受けられ、隔日で患者さんとお会いする日々が続きます。 長いお付き合いになると、だんだん患者さんがどんな方なのか分かってきて、何を望んでいるのか、何に注意すれば良いのかなど特徴を把握することができ、コミュニケーションがスムーズになります。
また、患者さんに日常生活の健康管理や生活指導も行います。重い通りに指導が出来ず難しい時もありますが、看護や指導によって患者さんの全身状態が安定したり、足病変が改善するなどやりがいを感じられる分野です。
業務内容
- 透析装置の準備(プライミング)
- 血液回路チェック
- 透析前のバイタルチェック
- 対応、体重測定、バイタルチェックを実施。体調の変化を観察
- シャント穿刺
- シャントトラブルがないか確認して穿刺
- 血液循環操作を行う
- 穿刺針と血液回路を接続し治療を開始
- 血液浄化終了後、返血・抜針・止血
- 血液回路から身体に血液を戻す(返血)
- 最終バイタルチェック
- 治療内容を記入、体重測定
治療中はバイタルチェックを30分~1時間毎に実施。
血圧が低下していないか、気分が悪くなっていないかの観察と同時に、透析装置の異常有無も観察する。
透析患者さんは神経障害・末梢循環障害による「足病変」を抱えている方が少なくありません。治療中に足の観察を行い、異常の早期発見・悪化防止のために指導を実施します。
その他、心不全や感染症、高血圧などの合併症が起こりやすくなるため、患者さんには日常生活での健康管理や生活指導も行います。
施設概要
住所 | 〒590-0064 大阪府堺市堺区南安井町1丁1番1号 |
---|---|
病床数 | 透析ベッド30台 |
診療科目 | 内科(人工透析) |
先輩メッセージ
年間教育計画
4月 | 穿刺法 |
---|---|
5月 | ダイアライザーについて |
6月 | 診療報酬 |
7月 | 安全工学について |
8月 | 血圧について |
9月 | 薬剤管理 |
10月 | 感染対策について |
11月 | 緊急離脱(災害委員) |
12月 | 心電図について |
1月 | BLS |
2月 | 検査データの活用 |
3月 | 災害訓練(災害委員) |
部署紹介
勤務体制
勤務体制 | 日勤(変則勤務あり) |
---|---|
早出 | 7:30~16:00 |
日勤 |
8:30~17:00 9:00~17:30 |
遅出 | 13:00~21:00 14:30~22:00 |