入院のご案内
入院準備・手続きについて
入院前面談について
当院では安心して療養生活を送っていただけるよう、医師・看護師をはじめ医療ソーシャルワーカー、管理栄養士、薬剤師、理学療法士、作業療法士など様々な専門職種が連携し患者様をサポートしています。
入院前の面談では、以下の内容を含め患者様・ご家族(付き添いの方)へ詳しくお話しさせていただきます。
- 当院に入院できる期間について
- 入院費用やリース代金について
- 持ち物について
- 面会時間やリモート面会のご説明
- その他、入院中の過ごし方についてなど
ご家族・付き添いの方へ
入院前の生活について患者様やご家族・付き添いの方からお話をうかがうことで、より安心して入院生活が送れるよう多職種間で患者様の情報を共有し支援します。
入院時に下記内容について確認させていただきますので、あらかじめ事前のご準備をお願いします。
- 入院される方の氏名・生年月日・居住地住所・家族構成
- 過去の入院歴、転院(紹介)の場合は元病院にご入院された経緯・病名など可能な限り詳しくお聞かせください
- 入院中、必要時に連絡・対応が取れる方のご連絡先
- 医療保険証、介護保険証、身体障害者手帳など必ずご用意ください
- 入院前に利用されていた介護保険サービスについて どのようなサービスを受けられていたか、担当のケアマネージャーについてなど
- 入院される前と今現在の患者様の状態 動作や様子など些細なことでも結構です
- 入院されるお部屋の希望 個室・二人部屋・四人部屋のご希望やお部屋に対するその他のご要望について
- 入院前の居住環境 間取りや生活環境など
- 退院後の方向性 帰宅・転院・施設入所や訪問看護・介護のご利用など
- 急変時における対応や対処について 人工呼吸器の装着や心臓マッサージ、輸血などの延命治療を希望されるかなどお考えを詳しくお聞かせください
入院時にお持ちいただく物
入院時の携帯品
- 健康保険証
- 前・後期医療者証・公費医療・医療券・介護保険証・身体障害者手帳 等を病院1階受付にご提示ください。
※入院中におかれましても月1回はご提示ください。 - 誓約書・身元引受書
- 必要事項をご記入・ご押印の上1階受付にご提出ください。
入院時にご準備していただくもの
・生活用品・下着類・洗面用具・ひげそり・義歯ケース・はきもの ほか
・急須やコップは陶器以外のものをご準備ください。
※お食事時の箸・スプーン・湯のみ、必要に応じフォークは配膳時にご用意いたします。寝具については当院でご用意いたしますので、ご準備いただく必要はありません。
入院生活について
入院中の過ごし方
- ご入院中は、医師・看護師の指示に従ってください。
- 敷地内全面禁煙となっております。敷地内禁煙には、加熱式たばこも含みます。
- 院内・病室での飲酒は禁止しております。
- 病院の消灯は午後10時(22:00)です。消灯以降はテレビ・ラジオの使用はご遠慮いただき、お静かにお休みください。
- 近隣の住宅にご迷惑になるような行為は禁止します。
- みだりに他の病室、スタッフステーション、その他病院管理部門などに立ち入ったり、又長時間話し込む、
大声を出すなど他の患者様や職員の業務に迷惑や支障となる行為はおやめください。 - 携帯電話は指定された場所以外でのご使用は禁止します。
- 盗難防止のため、貴重品の所持はご遠慮ください。
- 故意または過失などにより、病院の設備・物品などを破損された場合は弁償していただく場合があります。
お食事について
- 当院では病状に応じたお食事内容で療養していただきますので、食べ物はお持ち込みにならないようにしてください。
- 食事の時間は、朝8:00、昼12:00、夕18:00となっております。
テレビのご利用について
- テレビの持ち込みは禁止させていただいてます
- テレビはカード式となっております。カード購入は1階の専用販売機でご購入ください。
病室環境について
- 当院での室温管理は基本的に、集中管理で室温設定しておりますのでご協力ください。
- 当院では消臭設備を備えていますので、病室での芳香剤・消臭スプレーは無香のものに限らせていただいております。
付き添いについて
- 入院中の付き添いは必要ありません。ただし、付き添いをご希望される場合は担当医の許可が必要となるためスタッフステーションへお申し出ください。(担当医の許可が必要となります)
外出・外泊について
- 担当医の許可が必要となるため、事前にお申し出ください。
ご面会・お見舞いについて
面会時のご注意
- ・ 適切な治療と安静保持のために面会時間をお守りください。
病状等によっては面会を制限させていただく場合があります。又、長時間・多人数での面会はご遠慮ください。 - ・ 面会される方は必ずスタッフステーションにお申し出ください。
- 月 ~ 土
- 14時 〜 17時
- 日・祝
- 面会なし
※ただし、緊急の場合はこの限りではありません。
お支払いについて
入院費用(会計)
月末に締め切り、翌月10日頃に請求書をお届けいたします。
1階会計でお支払いください。
会計窓口お取り扱い時間
- 月曜日〜土曜日
- 午前9時〜午後5時(日・祝は除く)。
退院が決まりましたら請求書をお届けいたしますので、1階会計でお支払いください。
医療相談について
医療相談
- 療養中及び退院に向けてのご相談は、1階事務部の医療福祉相談員がお受けさせていただきます。
ご遠慮なくお申し出ください。
よくある質問
Q1.病床は何床ですか
全4病棟、240床です。
60床の回復期リハビリテーション病棟が1病棟。残りの3病棟は透析患者様、長期入院が必要な患者様のための医療療養型病棟です。いずれも1病棟あたり60床です。
Q2.看護体制を教えてください
回復期リハビリテーション病棟では看護師1人あたり15名の患者様を担当します。日によって差はありますが、日中は看護師8~10名で対応しています。
医療療養型病棟では看護師1人あたり20名の患者様を担当します。こちらも日によって差はありますが、日中は4~5名の看護師で対応しています。
また、夜間については全ての病棟で看護師2名、看護補助者1名での対応となります。急性期病院と比較した場合、少ない職員での対応となることをご理解ください。
Q3.入院患者様の年齢層を教えて下さい
75歳以上の方が全体の約8割程度を占めます。次いで60~74歳の方が約1割となります。60歳未満の方は1割未満です。
Q4.リハビリスタッフの人数
理学療法士21名、作業療法士23名、言語聴覚士7名の計51名が在籍しています。(2024年4月現在)
回復期リハビリテーション、医療療養型病棟、透析病棟の患者様の対応を行っています。
Q5.リハビリの回数や期間、内容を教えて下さい
入院される病棟や病名、患者様の病状により異なりますが、回復期リハビリテーション病棟の場合は毎日平均2時間、医療療養型病棟であれば6日間で1日に20~40分行います。
期間については、回復期リハビリテーション病棟であれば入院日から、脳梗塞などの脳の病気をされた方は150日、大腿骨や骨盤などを骨折された方や肺炎や外科的手術をされた方は90日間行います。
内容は、理学療法士が起きる・立つ・歩くなどの「基本動作に関するリハビリ」を、作業療法士が食事やトイレ、入浴動作などの「日常生活に関するリハビリ」を、言語聴覚士が嚥下やコミュニケーションに関するリハビリを行っています。
Q6.清恵会三宝病院を退院後、新たに入院・入所できる病院や施設を紹介してもらえますか?
可能です。
入院時にお渡しする「入院療養説明書」に担当となるMSW(医療ソーシャルワーカー)の氏名を記載しています。
担当MSWは患者様・ご家族様の希望をおうかがいし、出来る限りご要望に応じた情報の提供・入院・入所のお手伝いをさせていただきます。また、退院支援看護師も必要に応じて対応させていただきますのでお気軽にご相談ください。
Q7.リハビリが終了した後も入院を延長することは可能ですか?
患者様の病状に応じて延長を検討させていただきます。
Q8.医療費などの支払額は月額どのくらいかかりますか?
入院される患者様の年齢やお持ちの保険証などにより異なりますが、目安として70歳以上の方の場合、医療費・食費・居住費を含め月額平均11万円、69歳以下の方であれば月額平均9万円程度となります。(あくまでも目安です)
また、当院ではリース用品をご使用いただいています。
リース費用はオムツの使用頻度により変動します。例えば、常時オムツを使用される場合は月額48,900円、夜間のみの場合は月額36,600円、オムツを使用されない場合は月額18,300円を別途お支払いいただいています。(2024年4月現在)
Q9.リース用品を使用しない場合、代替品の持ち込みは可能ですか?
現在は全ての入院患者様にリースのお申し込みをいただいています。
申し訳ありませんが、衛生面の観点から持ち込みオムツ等はご使用いただくことはできません。
Q10.入院中にお金を病院で預かってもらうことは可能ですか?
可能です。
1階事務所にてお預かりしておりますので、お気軽にご相談ください。
Q11.入院中に出金できるATMはありますか?
院内にATMの設置はございません。
近隣のコンビニ・郵便局などのご利用をお願いいたします。
Q12.住所地を病院に移すことは可能ですか?
患者様・ご家族様の状況に応じて関係者で検討させていただいたうえ、個別に対応させていただきます。
まずはご相談ください。
Q13.急変時の延命を希望しなくても救命処置はしてもらえますか?
入院時、主治医と面談する際に救命処置を希望することをお伝えください。
実施にあたり、医師の判断が加わることをご了承ください。
当院では、高度な医療は困難な為状況に応じて対応させていただきます。