清恵会三宝病院
看護部長メッセージ
当院は、療養病床と回復期リハビリ病床を有し、急性期病院の後方支援として地域医療の一翼を担っています。
日本の社会情勢を考えると、これからの慢性期病院の在り方として、患者さまの長期的な療養生活を支え、リハビリテーションを通じて社会復帰を促進することが重要です。そして、さらに地域に密着し、慢性期病院であってもあらゆる疾患の患者さんに対応できる病院を目指すべきであると考えいてます。そのなかで、私たち看護部の使命は、患者さんが疾患と向き合いながら生活できるよう支援し、患者さんの意向や価値観を尊重した看護を実現することです。看護師と看護補助者が協力し合い、チームとしての連携を深め、共に学び合いながら質の高いケアを提供することを目指しています。そして、職員一人ひとりがやりがいを感じ、成長できる職場環境を整えることが、看護部長である私の責務と考えています。これからも、清恵会三宝病院が地域の皆さまにとって、心強い存在であり続けられるよう、私たちは日々努力を重ねていきます。
清恵会グループは、明るく和やかな雰囲気の職場です。一緒に働いてみませんか?
山本 敏光
看護について
入院中だけではなく、退院後も安心して住み慣れた地域でその人らしく生活することを目指す、終焉を迎えようとする患者さんとそのご家族のご希望に添えるよう院内外の多職種と連携・協力し、おひとりおひとりの思いに寄り添い「清恵会三宝病院を選んで良かった」と思っていただけるように心のこもった看護と介護の提供を目指しています。
基本方針
入院患者さんの大半が高齢者であることもあり、患者さんとご家族の歴史を知り、その方らしい生き方を支援していく中で感性を高め患者さんやご家族だけではなくチームメンバーをも思いやることのできる豊かな人間性が育まれることを目指しています。
何より事故の能力を高めようとする努力と他者を認めることができる謙虚な姿勢を身に着けてほしいと考えています。
- 患者様、ご家族の立場に立った看護・介護を提供する
- 患者様の安全・安楽をはかる
- 効果的なチーム医療を提供する
- より良い看護を創造するための研究心を持ち続ける
- 医療従事者、専門職として自己啓発に努める。
これらの基本方針に基づき、院内外の研修会への参加をはじめ自己啓発を支援し、専門知識・技術はもとより専門職としての誇りと責任を持った看護師の育成を目指しています。
施設概要
住所 | 〒590-0903 大阪府堺市堺区松屋町1丁4番地の1 |
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病床数 | 240床 (うち回復期リハビリ病棟60床) |
診療科目 | 内科/整形外科/リハビリテーション科/人工透析センター |
先輩メッセージ
年間教育計画
新入職者
新卒者はラダーI、復職・中途採用者は個々の経験に応じたい教育ステップへ参加しそれぞれの看護スキルをレベルアップさせる
4月 | オリエンテーション |
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ラダーⅠ
基本的な看護手順に従い、必要に応じて助言を得て看護を実践する
5月 | 新人看護師が身に付けたいコミュニケーション力 |
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6月 | バイタルサインから患者の今と未来を見抜く |
7月 | 安全で効果的な薬物療法 |
8月 | 多職種の理解 中間反省会 |
9月 | 経口摂取を支える口腔健康管理 |
10月 | メンバーシップ フォロワーシップ |
11月 | 多フィジカルアセスメントの基礎 |
12月 | 新人看護師に知ってもらいたい急変時の対応 |
1月 | 心電図 |
2月 | 人工呼吸器の基礎 |
8月 | 1年の振り返り |
ラダーⅡ
標準的な看護計画に基づき、自立して看護を実践する
5月 | 輸血の基礎知識と安全のためのコミュニケーション |
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6月 | 急変時の役割 フィジカルアセスメント 発展編 |
7月 | エンド・オブライフケア |
8月 | 認知症患者のアセスメントとケア |
9月 | 認知症患者に対するコミュニケーションと療養環境 |
10月 | 看護倫理 |
11〜1月 | 事例検討 |
2月 | 事例発表 |
ラダーⅢ
ケアの受け手に合う個別的な看護を実践する
5月 | フットケア~理論と演習~ |
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6月 | チーム医療の基本 |
7月 | 退院支援の実際と多職種連携 |
8月 | チームリーダーの役割 |
9月 | はじめてのリフレクション |
10月 | 倫理関連 |
11〜1月 | 事例検討 |
2月 | 事例発表 |
ラダーⅣ
幅広い視野で予測的判断を持ち、看護を実践する
6月 | 実践課題 |
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7月 | 多職種連携を基礎としたACP |
8・11・1月 | 実践課題 |
3月 | 実践課題発表 |
ラダーⅤ
より複雑な状況においてケアの受け手にとって最適な手段を選択しQOLを高めるための看護を実践する
4月 | 実践課題 |
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5月 | チームにおけるリーダーシップ (チームコーディネート、多職種連携を含む) 人材育成への参加 業務改善活動 |
看護補助者
7月 | 演習~爪切り~ |
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8月 | 新入職者の中間反省会 |
9~10月 | 看護倫理~身体拘束~ |
11月 | 急変時の看護 補助者の役割 |
12月 | 演習~爪切り~ |
2月 | 新人を迎えるにあたって |
3月 | 1年の振り返り |
- プリセプターシップ
- クリニカルラダー導入
- 新卒者は基本的にラダーⅠの教育へ参加
- ブランク復職者・中途採用者は個々の経験に応じた教育ステップへの参加
- 看護職、看護補助者共にe-ラーニングによる自己研鑽が出来るシステム
- 個人目標に沿った看護協会ならびに各学会主催の研修会への参加
- 新入職者には4月1日より5日間のオリエンテーションならびに基本研修を実施
部署紹介
病棟紹介
部署紹介
看護体制
看護配置 |
回復期病棟 ・看護職 13:1 療養病棟 ・看護職 20:1 |
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看護単位 | 各病棟 60床 透析室 41床 |
看護方式 | チームナーシング |
勤務体制 | 二交代制 |