新人教育
新人教育について
教育委員会が中心となって看護職員の教育プログラムを作成・運営しています。
一歩一歩、しっかりと成長していけるよう、新人看護師の卒後教育は経年別に5年間教育とし、段階に応じたきめ細かいプログラムを準備しています。
研修の特徴
- 1年を通して様々な勉強会・トレーニングを行っています。
- 技術教育には経験豊富な院内指導者やコメディカルの講師による、より専門的な教育を行っています。
- 現場に出て疑問に思ったことを講義後に、気軽に講師に質問することが可能です。
- 「苦手を克服できた」「疑問点が解決した」など、研修内容に合わせた座学・実技が組み込まれた講義内容は毎年新人看護師に好評です。
新人看護職員教育担当者メッセージ
新人看護職員の指導はプリセプターに任せきりにならないよう、スタッフ全員に働きかけています。指導が先輩からの一方通行にならないよう新人の想いや意見に耳を傾け、対話を大切にした指導を心がけています。
また、指導者が中心となって定期的にミーティングを行い、教育内容や評価についても検討しています。教育担当者はとても責任の重い役割ですが、成長していく新人の姿に嬉しさとやりがいを感じています。今後も部署全体で新人の育成に関わり、教育の充実に取り組んでいきたいと考えています。
プリセプター制度
プリセプター制度とは、先輩看護師(プリセプター)が新人看護師(プリセプティー)の指導担当として、現場で一緒に仕事をしながら新人看護師の成長を見守っていく教育制度です。 清恵会では、看護技術の集合研修と並行して現場でのプリセプターによる指導を行い、1日でも早く一人前の看護師になれるよう教育を行っています。 また、プリセプターとなった先輩看護師も、新人看護師を指導するなかで沢山の気づきや学びがあります。 プリセプター制度を通して、先輩看護師・新人看護師の双方が成長してくれることを期待しています。
先輩メッセージ
新人教育 1年の流れ
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4月
看護師として第一歩!
- オリエンテーション
- 褥瘡予防
- 感染管理
- DVT 予防
- 安全管理
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5月
業務の流れの理解
- トランスファー
- PEG
- 看護記録
- 看護過程
- コミュニケーション
- 薬剤・検査概要
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6月
基本的看護技術の取得
- オムツの当て方
- 神経損傷予防
- 看護必要度
- 認知症ケア
- 嚥下障害のある患者のケア
- 3ヶ月目フォローアップ研修
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7月
経験した処置や技術の振り返り
- BLS
- 輸液機器の操作
- 血液製剤の取り扱い
- 輸血時の看護
- コミュニケーション
- クリニカルパス
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8〜10月
受け持ちは軽症患者1〜2名から
- 急変時の対応
- エンゼルケア
- フィジカルアセスメント:part1
- 看護過程ト
- 看護倫理
- 6ヶ月目フォローアップ研修
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11〜2月
チームメンバーの一人として行動
- メンバーシップ
- 人工呼吸器
- フィジカルアセスメント:part2
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3月
12ヶ月で一歩ずつ成長
- 1年の振り返り
- 2年目への課題
- 12ヶ月目フォローアップ研修