専門医療センター消化器病センター
センターの特徴
消化器内科医と消化器外科医が密に協力のもと、消化器疾患の患者さんの治療を行っています。
当センターには消化器内視鏡認定医、消化器外科専門医、消化器がん治療認定医が在籍しており定期的に検討会やキャンサーボードなどを開催しています。患者さんのみならず、各ご家庭の事情もふまえて最適な治療方針をご提示しチーム一丸となって治療にあたっています。
主な診療内容と取り組み
<主な対象疾患>
胃がん・大腸がん・肝臓がん・すい臓がん・胆管がんなどの消化器がん、胃炎・腸炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・ピロリ菌感染症・大腸ポリープ・胆石・鼠経ヘルニア・虫垂炎などの腹部良性疾患など。
緊急を要する消化管出血(吐血・下血)についてもその診断と治療(内視鏡による止血)を行っています。
上部・下部消化器内視鏡を用いた診断・治療に加え、大腸ポリープに対する内視鏡切除(EMR)、早期胃がんに対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)、膵胆管疾患に対するERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影)・EST(内視鏡的乳頭切開術)・PEG(経皮的胃瘻造設術)などを積極的に施行しています。
消化器外科で行っている予定・緊急手術の約7割は腹腔鏡手術で行っています。
腹腔鏡手術は傷あとが小さく、手術後の回復が早い治療法です。現在、腹腔鏡手術を行っている対象疾患は胃がん、大腸がん、胆石症、胆のう炎、虫垂炎、鼠径ヘルニアなど多岐にわたります。
その他、悪性消化器疾患(胃がん・大腸がん・肝がん・胆管がん・膵臓がん)に対しては手術と化学療法を組み合わせた集学的治療も行っています。
消化器救急疾患として、消化管穿孔、消化管出血(吐血・下血)、胃炎、胃潰瘍、腸炎、憩室炎、虫垂炎、腸閉塞、胆のう・胆管結石、胆のう炎などがあります。
初期治療は救急医療センターで行いますが、患者さんの情報は速やかに共有され、内科的・外科的治療が行われます。
また、消化管出血(吐血・下血)は代表的な消化器救急疾患群であり、緊急内視鏡や緊急手術で対応しています。