産婦人科

このページの目次
  1. 産科
  2. 婦人科
  3. 診療スタッフ
  4. 連携大学・学会認定医制度・認定医・専門医の状況

産婦人科は妊娠出産など(産科)を管理するとともに、それに関連する諸臓器(子宮や卵巣など)の不具合(婦人科)を加療する診療部門です。

総合病院として内科や外科なども含めた全科的な視点から、分娩や婦人科の諸症状に対し、診療を行っています。思春期から出産期、さらに更年期以降の40年近い期間を含め、女性の健康を一生涯にわたりサポートいたします。

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産科

産科

一個の受精卵が母体内で分裂を繰り返し、数十兆の細胞から成るヒトに成長し、分娩に至る現象は現在医学にとっても神秘の領域です。

最近、この間の母体内環境がその子の成人期の健康状態や身体機能を左右することがわかってきました。 私たちの喜びは元気な産声の聞けるご出産をご家族と共有することですが、さらにその子の将来の健康までを見据えた妊娠管理を目指しています。

分娩について

可能な限り自然な陣痛により出産を迎えていただき、その喜びと達成感をご家族で味わっていただきたいと思っています。 一方、異常な妊娠や分娩経過は早期に察知し、積極的に医療介入いたします。未熟児出産が予想される場合は、大阪府立母子保健総合医療センターなど高次医療が提供できる施設に搬送いたします。

出産の立ち合いについて

陣痛の始まりから出産、回復期までを、家族とともに過ごしていただける分娩室(LDR室*)を用意しています。2室あり温かいリビングのような空間にしています。
分娩異常などの緊急の際には、治療室としても機能する設備も備えております。

LDR室…陣痛(Labor)、出産(Delivery)、回復(Recovery)

LDR室 LDR室

入院のお部屋

女性専用病棟への入院となります。2人部屋と個室があり、母児同室でお過ごしいただけます。

産婦人科2人部屋 産婦人科個室

バースプランや両親学級で出産・育児をサポート

助産師は、妊婦さんにもご家族にも安心していただける環境づくりを心掛けています。妊婦さんとつくるバースプラン*、妊娠中の栄養指導、出産後の育児指導、両親学級なども行っています。また、理学療法士によるマタニティエクササイズも行っています。
ご不安や心配事をできるだけなくし、自信を持って出産に臨んでいただけますようバックアップしています。

*バースプラン
どんなお産がしたいか。お産の時の姿勢や、医療処置の有無、入院中の育児のことなど、自分らしいお産をするための希望を入れながらつくる出産計画のこと。

一人の女性が産む子どもの数が少なくなっている今、「こんな風に産んでみたい!」「母乳だけで育てたい」など、出産に関するご希望は一層叶えてほしいと願っています。出産・育児をイメージしていただき、可能な限りご希望にそえられるようスタッフ全員でサポートいたします。

  • アドバンス助産師 1名
  • 助産師 7名

アドバンス助産師とは

「アドバンス助産師」とは、助産実践能力が一定水準に達しており、「自律して助産ケアを提供できる助産師」であると認められた助産師のことです。
助産実践能力を客観的に評価する仕組み「助産実践能力習熟度段階(クリニカルラダー/CLoCMiP)」のレベルⅢを認証された助産師がこのように呼ばれます。認証機関は日本助産評価機構で、5年毎の更新制です。

能力と経験のあるアドバンス助産師がいることは、妊婦さん・赤ちゃん・ご家族への質の高い助産ケアの提供につながり、また当院の周産期医療機能を証明することにもつながります。

アドバンス助産師バッジと師長濵嵜

「今後も、この病院で産んで良かったと思っていただけるよう、そして誕生の喜びをご家族皆さまで分かち合っていただけるよう活動してまいります。」
(アドバンス助産師 濵嵜久仁子・写真)

<レベルⅢの到達レベル>
  1. 入院期間を通して、責任を持って妊産褥婦・新生児の助産ケア*を実践できる
  2. 助産外来において、個別性を考慮したケアを自立して提供できる
  3. 助産外来において、指導的な役割を実践できる
  4. 院内助産において、自立してケアを提供できる
  5. ハイリスクへの移行を早期に発見し対処できる

*助産ケアとは助産外来では妊婦健康診査を、院内助産では正常な分娩の介助、新生児健康診査、産褥婦の健康診査・乳房の管理及びそれに伴う保健指導などをいい、このようなことを助産師独自で行うことができます。

レベルⅢの認証には、分娩介助例数100件以上などの要件に加え、教育や管理がレベルⅢ相当であることの施設内承認、研修を経て、試験に合格することが必要です。

小児科および各診療科のバックアップ

新生児に対しては小児科と連携してケアを行っています。病院の産婦人科として各診療科を横断したチーム医療体制を確立しており、安心して出産していただける環境を整えています。

婦人科

子宮筋腫、子宮内膜症、初期子宮がん、卵巣腫瘍、子宮脱、人工妊娠中絶など婦人科手術全般に対応いたします。進行した症例については高次医療センターに紹介させていただきます。
月経異常や更年期障害などについては、患者様の希望も考慮し西洋医学のみならず漢方医学的なアプローチでも対応いたします。
その他不妊症、思春期の異常、婦人科感染症、避妊など女性の全年齢に渡る不調に対応しております。

子宮がん検診について

子宮頸がんの発症は、子宮頸がんウイルス感染が引き金になっています。必要によりウイルス検査を併用いたします。
また、日本では子宮体部がんが増加の傾向にあります。不正出血のある高齢婦人には体部がん検査もすすめています。

診療スタッフ

役職・氏名・卒業年度 専門医
副院長 門脇 浩三(S55阪大卒) 日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医
部長 天川 一郎(S50鳥取大卒) 日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医
医員 松本 公一(H4阪大卒) 日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医

連携大学・学会認定医制度・認定医・専門医の状況

連携大学

  • 大阪大学大学院医学研究科器官制御外科学教室(産科学婦人科学)